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11月3日は「晴れの特異日」と言われているだけあって、雲の欠片すらない文字通りの「日本晴れ」。 ホテルを出ると直ぐ国道8号線が関川を渡る。 妻たちと妙高高原を散策したとき、新潟・長野県境の関川をつり橋で渡って日本の滝100選の「苗名の滝」を見に行った。 その関川が50kmほど流れて来る間に随分大河に成長したものだ。 |
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縦に長かった新潟県もようやく終わりに近づくと、福井でも見慣れた懐かしい看板の店が目立つようになって来た。(右:福井・石川県などで人気のラーメン店)8号線は山に向かって五智トンネルに入る。トンネルを避け右側の山越えの道を歩いていると、前から50才前後の男性が近づいてきて「糸魚川はどっちへ行くんですか?」と道を尋ねてきた。 見ると足元がふらついていて、ろれつも回っていない。かなり酔っ払っているようだ。 「糸魚川は反対の方向ですけど、40kmほどありますよ。何でこんな時間にこんな所歩いているんです?」(自分もその内の一人に違いはないけど・・・) って、聞き返すと、自宅は糸魚川で、昨夜はこの先の海辺で寝たと言うのだ。この時期、相当寒かったに違いない。 どうやってここまで来たのか何度も聞いたが、結局話の内容が良く分からなかった。 直江津から電車で帰ることを勧めたが歩いて帰るというので、とにかく8号線に合流するまで同行したが、後は酔っ払いに付き合ってはおれないので先へ行くことにした。無事帰ることができただろうか? 一応所持金を聞いたら、電車賃くらいのお金は持っていると言っていたから、電車で帰っていればいいが・・・・。 |
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トンネルを迂回した道が8号線に合流すると「久比岐自転車歩行者道 入口」の看板がある。 この道は糸魚川まで約35km。元国鉄の北陸本線の線路だったため国道8号線とはほぼ完全分離で安全だ。しかも一段高い所を通っているので見通しがよく海を眺めながらな快適に歩くことができる。 |
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トンネルは6本ほどあったが、全部照明が点いていて、路面も壁面もきれいだった。 最初の「長浜トンネル」は通学などにも利用されているのか、防犯ベルのスイッチが19個も付いていた。 |
| きょう2本目の青木坂トンネルに入った途端、携帯電話が鳴った。 10mほど戻ってトンネルから出た。 弟からだった。 「巻機山に夫婦で登っているので、同じ新潟県の海岸沿いを歩いている筈の兄さんに連絡してみた」 「最高の天気で大変気持ちがいい。兄さんも頑張ってね」と、言っていた。 |
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| 歩きながら電話しているのだろうか、途中で電波の状態が悪くなって切れてしまった。 巻機山はここからほぼ真東の群馬県境の山だ。 |
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| この自転車歩行者専用道は、この夏「歩き旅」のテストウォーキングで、能生町まで歩いた時に糸魚川−能生間を利用したが、とても快適だった。 筒石には、昔、駅があり家の直ぐ裏を鉄道が走っていたようだが、現在の北陸線は直線距離でおよそ900m南東の地下を11.3km余りの頚城トンネルで通過することになってしまった。そのため駅舎は地上にあるがホームは地下に作られているらしい。 地上の駅舎とホームの高低差は40m。改札から下りホームまで290段176m、同じく上りホームまで280段212mの階段で結ばれているという。 利用者は殆どが学生らしいので290段の階段も平気だろうが、お年寄りや子供連れには大変な駅だ! 実は、この筒石駅のことを知ったのは福井に帰ってからのことだった。往復2km程度のアルバイトなら、事前に知っていれば必ず立ち寄った所だろう。調査不足で惜しいことをした。 土地のお婆さんと話したときも、この道を汽車が走っていたことを懐かしそうに話してくれた。それが今は山の中をトンネルで通ることになってしまったことも話してくれたが、地下に駅があることなどは全く話に出てこなかった。 多分290段もの階段があるため、利用する機会がなくなってしまって、お年寄りにとっては鉄道は最早ないに等しいものになってしまったためかも知れない。 |
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| 3連休の初日のきょうは宿は釣り客で賑わっている。 隣の部屋では「野球拳」で相当盛り上がっているようだ。 私の部屋の隣がトイレになっていて、入れ替わり立ち代り胃袋を素通りしたビールを排泄する人が後を絶たず、ドアをバタン・バタンと賑やかなことだ。 |
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| あしたは寝不足かも? と思っていたら、9時ごろにはピタッと静かになった。 幹事さんが常識のある人で、助かった!! 連日海岸線に沿って歩いているので、どこの宿でも夕食には決まってカニが付いている。 私が子供の頃はセイコガニ(メスガニ)は森永キャラメルより安かった。学校帰りに田んぼで働いている親に会うと「うちにカニがあるから、それを食べて手伝いに来てくれ!」と言うのを聞くと、 「また、カニか・・・・」と、思ったものだった。 当時はカニなんかよりキャラメルの方が高級なおやつだったため、買ってもらえるのは遠足の時ぐらいしかなかった。 近年カニは随分高価になってご馳走の仲間入りになったとは言え、子供の頃のイメージが残っている上に、持病の高尿酸値血症には控えた方が良い食品の一つになっている。 ところが、きょうもお膳にはカニが乗っている。 |
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