ウォーキングにはダイエット効果は期待できないかも?
ウォーキングに関するWebサイトを見ていると、「ダイエットのためにウォーキングを始めた」という記事をよく目にします。
私は肥満体ではないのでダイエットを志した経験はありませんから断言はできませんが、ウォーキングがダイエットにそれほど効果があるとは思えないのです。
私は、北海道から福井までの約1950kmを81日間かけて歩き通したことがありますが、55kgの体重が52.2kgになっただけです。
これ以上減る部分がなかったためかも分かりませんが、3kg弱しか減らなかったのです。
毎日20km〜30km歩いてもこの程度です。勿論ダイエットが目的ではなかったので、毎日しっかり食べて、しっかり歩きました。
ダイエットには関心がありませんから詳しいデータは知りませんが、あるサイトのデータによると、1時間歩いても消費するカロリーは、200kcal 程度だそうです。ビール500mml はちょうどそんなものらしいですから、喉が渇いたと言って缶ビールや缶ジュース1本飲んだら帳消しになってしまう訳です。
ダイエット目的でウォーキングを始めた人には、水を注すようで申し訳ありませんが、私の経験ではウォーキングだけではダイエット効果はあまり期待できないように思います。
1.ダイエットには禁酒が一番?
ダイエットが目的なら禁酒する方が効果は大きいのではないかと思います。
私は42歳のときにある事がきっかけで、禁酒をしました。
もともと肥満体ではありませんでしたが、それでも20歳台の時に比べると腰周りはやや太くなり、お臍は凹んでいました。
お臍の横の腹の皮を摘むと、電話帳(福井版)ほどの厚みがありましたが、お酒を一滴も飲まなくなったら、見る見るその厚さが薄くなっていくのが分かりました。
私はダイエットが目的ではありませんでしたが、結果的にダイエットに最も効果があったのは禁酒でした。
また、禁酒は健康にも効果があるのではないかと思っています。
酒は「百薬の長」と言われていますが、百薬の長の適量は、おそらくほろ酔い気分になる量より遥かに少ないのではないかと考えています。ところが一般的には適量を超えて、ほろ酔い気分になるまで飲んでしまっていることが多く、百薬の長は百害になっているのではないかと思います。
ダイエットにとっても、健康にとっても禁酒が一番です。
2.健康には禁煙が一番?
2008年4月から福井日赤病院の敷地内全域で禁煙になりました。
健康を取り戻すために治療をお願いするのが病院ですから、当然といえば当然です。
今までは玄関の外に喫煙場所が設けられていて、入院患者もその場所で喫煙していました。病気を治療するために入院していて、喫煙すること自体が間違っていたのですから、敷地内全域での禁煙はむしろ遅すぎたとも言えます。
私は女々しい性格ですから、もし重大な病気になって医者からタバコが原因かも知れないと言われたら、「あの時止めていれば良かった・・・」と、いつまでもクヨクヨと後悔するのではないかと思います。
健康なときは 『タバコや酒を止めるくらいなら、死んだ方がましや!』 と、豪語していた人も、これが最後かも知れないと思う病気に罹ると、今更遅いと分かっていても、ワラをもすがる思いで、酒もタバコもきっぱり止めて病気治療に専念する姿を見てきました。
小心者の私もきっと同じことをすると思います。
そして、もっと早く止めておけば良かったと後悔するに決まっているのです。
そんな自分が分かっているので、40年前に別の理由からでしたが、禁煙したことを、今は良かったと思っています。
いつか必ずやってくる、終末の病気になったとき、「もっと早くタバコや酒を止めておけば良かった・・・」という後悔だけはしなくて済みそうですから・・・・。
3.禁煙や禁酒は結果的に精神の開放です
タバコを止めた効能は、体に良いということだけではありません。精神的な効果も大きいと思います。
タバコの値上げが報道されると、決まってまとめ買いをする人のインタビューが放送されます。
どれ程の節約になるのか分かりませんが、そんなに節約をしたいのなら、いっそのことタバコそのものを止めてしまえば良いのにと、思ってしまいます。
値上げが報道されようが、新聞でタバコの害の記事を読もうが、人ごとですから気楽なものです。
飲酒運転の罰則が強化されました。
それでも飲酒運転は後を絶ちませんし、飲酒運転による事故もなくなりません。
飲酒運転が犯罪であることは、もはや誰もが知っていることです。
飲酒運転で事故を起こすと、罪の意識からその場から逃走してしまい、更に罪を重ねる場合が少なくないようです。
悪いことを充分承知していながら、ついつい運転してしまうのは、酒にも車にも囚われの身になっていると言えます。こんなことで犯罪者になってしまうのは実に馬鹿馬鹿しいことです。
酒やタバコは依存性が強い嗜好品です。
麻薬がどの程度ものか知りませんが、酒やタバコは合法的に販売されているとは言え、麻薬性があることは確かなようです。
酒やタバコが体に悪いことや、飲酒運転が犯罪であることを充分承知しながら、飲んだり吸ったりしてしまうことは、それらの麻薬性に囚われていると言わざるを得ません。
酒飲みなら、二日酔いになった朝の後悔の念を一度や二度は味わった経験があると思います。
あの何とも惨めな後悔の念。
そこまで強くなくても、肝臓を休めるはずの休肝日についつい飲んでしまった後悔や、酒やタバコの健康についての記事や、値上げのニュースをあまり快く思わなかったり、心の奥底では常に「止めようかな・・・」と、考えていることが分かっているのに、止められない自分を見るのは嫌なものです。
禁煙や禁酒は、この嫌な自分からの解放です。
酒やタバコが健康の害になる記事を読んでも、値上げのニュースを見ても、自分には関係のないことだと思える気楽さ。これは爽快なものです。一度味わうと、もう二度とあの窮屈な囚われの世界には戻りたくありません。
将に、精神の開放です。
4.酒は 『はれ』 のものだった?
酒は太古の昔からあったようです。
しかし、今のように日常的に飲まれるようになったのは、比較的新しい現象ではないかと思います。
見出しに 「酒は『はれ』のもの」 と書きましたが、「晴れ着」の「はれ」です。
古来、酒は普段とは違う「はれ」のもの、非日常的な何か特別な時に飲むものだったようです。
精神を麻痺させる飲み物を、毎日しかも大量に飲むことは、合法的に認められている飲み物だとは言っても、精神に何らかの悪影響があるのではないかと想像できます。
砂糖や脂肪や食塩ですら摂り過ぎは健康のために良くないと言われているわけですから、酒の摂りすぎも体や精神に悪影響があるのではないかと思う方が自然です。
昔、何かの本で 「糖分の摂り過ぎは脳に悪影響があり、切れ易い性格になる」 という記事を読んだことがあります。
真偽の程は分かりませんが、最近の老若男女を問わず、直ぐに切れて凶悪犯罪にまで発展してしまうのは、食事のときに酒やジュース類を飲むことが習慣化したことと無縁ではないかも・・・? と、思うことさえあります。