福井県自然観察指導員の会主催の自然観察ウォーク「ホノケ山の自然 幻の古道を行く」に参加した。
参加者は観察指導員の先生方を含めて35名ほど。
朝8時半に奥野々の集落センターに集合ということになっているので、カーナビの案内で7時過ぎに家を出た。
日野山を左手に見る辺りでカーナビの案内が、思っていた山の方向ではない。
「あれ?」と、思ったがカーナビの案内に従った。 奥野々集落センターの前まで来ると『自然観察会』の幟が見えほっとした。
集合場所は更に少し先の「ホノケ山第二駐車場」で、予定時刻に到着。既にほぼ満車。
受付で参加費の50円を払って、ついでにガイドブック「ふくいの自然を楽しむ」の最新版を買った。
この催しを紹介してもらった、同じ団地のTさんは先に到着していて、初顔合わせ。
同じ団地からもう一人の参加者で、植物について相当詳しいHさんを紹介された。
駐車場から900mほど先の登山口まで来て、やっと思い出した。
「あ! ここか・・・。 そう言えば、むかし妻たちと2回ほど登ったことがある・・・・」
さっきまで想像していた山は「野見ヶ岳」と勘違いしていたのだと、やっと気がついた。
広場で、ルート説明と簡単な準備体操。
5班に分かれ先生を先頭に、9時21分出発。
![]() |
![]() |
![]() |
| ルートと予定の説明 | 準備体操 | 登山口 |
所々に先生方が1週間前に下見をして、黄色のリボンが付けてある。そこで立ち止まって樹木の名前や昆虫などの生態の説明を聞く。
![]() |
![]() |
![]() |
| ヤマツツジ | 山菜ブームで受難のコシアブラ | クリタマバチの虫えい |
| 登り始めて30分、右手に瓜生野方面からの道が合流する。 ここではカンアオイがギフチョウの幼虫の餌となる葉っぱであることの説明。 裏に卵が産み付けられているか観察。 残念ながら卵は発見できなかった。 |
![]() |
![]() |
| 瓜生野からの道が合流 | カンアオイ |
カンアオイとウスバサイシンの仲間には、大変たくさんの種類があるらしい。私には同定が不可能なので、専門のサイトを見た方が早い。カンアオイの仲間はこちら。ウスバサイシンの仲間はこちら。
![]() |
![]() |
いよいよ核心部か? 本格的に「幻の古道」の様相を呈してきた。 |
| 切り通しの解説板 | 古道らしい「切り通し」 | |
![]() |
ミズナラとコナラの葉っぱの説明。 ミズナラの葉っぱには葉柄がないとのこと。 なるほど、これなら覚え易い! |
![]() |
| アオダモ(野球のバットになるらしい) | ミズナラ | |
![]() |
![]() |
![]() |
| ミヤマナルコユリ | 開花を待つササユリ | ガマズミ |
![]() |
![]() |
![]() |
| 佐々布香林坊の解説 | 佐々布香林坊の墓跡 |
11時8分、突然視界が開け林道に出る。菅谷(すげんたん)峠だ。昔来たときは確か林道はここで終点だったような気がする。
現在は河野海岸側まで伸びていると、誰かが話していた。
河野から塩が運ばれたという昔の道の小さな案内板はあったが、自然に帰りつつあるとか・・・。
![]() |
![]() |
![]() |
| 菅谷(すげんたん)峠 | 峠の案内板 | 左奥 日野山 |
![]() |
![]() |
ブナは「木へん」に「無」とも書き、あまり利用価値がなかったが、現在は漁業と深いかかわりがあり、まだまだ自然は我々には分からないことが多い。という解説だった。 |
| ミツバツツジ | 山頂付近のブナ林 |
また、ブナは「山毛欅」とも書き、上質のケヤキに代わるものとして、漆器のお椀や皿の普及品の材料として欠かせないもので、轆轤で挽いて利用され、人とのかかわりの多い木だった。と、昔の観察会で聞いたことがある。
大野市にも六呂師という所あるが日本の山深い所には「六呂」または「鹿路」が付く地名が残っている。
![]() |
![]() |
二等三角点 基準点名:戸谷 測地系:世界測地系 北緯: 35°47′55″.5871 東経:136°08′23″.3345 標高:736.78m 真北方向角:-0°04′54″.42 国土地理院基準点成果等閲覧サービスより |
| ホノケ山山頂(736.8m) | 二等三角点 |
峠から急な階段を登り、気持ちのいいブナ林の中を30分ほど進むとホノケ山山頂到着。時刻は11時46分。
歩いた距離:3.3km
移動時間:1時間18分
停止時間:1時間07分
先ずは、思い思いの木陰に散らばって、お弁当。中にはソウメンを持参したご夫婦もいて、その奇抜なアイディアに驚き!!
山で食べる冷たいソウメンの味は、きっと抜群だったに違いありません。
ホノケ山トンネルの工事用タンクローリーのステップに「キセキレイ」が巣を作っていて、中に卵が5個。
頭上の梢で親鳥がけたたましく我々を警戒していた。
お母さん、ごめんネ! 写真だけ撮らせてね!



































